アスペルガー症候群とは

障害には様々なものがありますが、その中の1つにアスペルガー症候群があります。アスペルガー症候群というのは、コミュニケーション能力や社会性、さらには想像力などに何かしらの障害があることです。対人関係に支障を生じてしまう障害であり、言葉の発達や知的障害には支障がないものを言います。

原因については明確には分かっていませんが、脳機能に何かしらの障害があるとされています。この点について文部科学省は、「知的発達の遅れがなく、かつ、自閉症の特徴の中で、言葉の発達の遅れを伴わないもの」と定義づけしています。なお、アスペルガー症候群については、高機能自閉症と同じように、広汎性発達障害に分類されています。この障害は以前はそこまで知られていませんでしたが、現代になって徐々に知られるようになり、その認知度が高まってきています。そのため、今まではその症状に気付かずに苦しんでいた人もいます。

このように、アスペルガー症候群は様々な症状がありますが、決して珍しいものではありません。100人に1人から2人の割合で発症するとも言われていますので、注意しておく必要があります。自分では気づきにくい障害ですので、まだ気付いていない方などを含めて考慮すると、実際の数はもっと多いかもしれません。